ご飯食べながら見るテレビ日記

30代男性、元出版・印刷系下請け零細企業社員の日記

【テレビ見た】とと姉ちゃん「常子、竹蔵の思いを知る」がアツイ! 木・金にピークがくる朝ドラ王道パターンが見事にはまってた

5/9~5/14の「常子、竹蔵の思いを知る」がすごくよかった。

 

www.nhk.or.jp

 

竹蔵が亡くなってからのバタバタをまとめる大事な週。

 

ストーリーの山場が木・金にくる朝ドラの王道パターンが見事にはまっていた。

 

ちなみに、この朝ドラのパターンを知っておくだけでも、朝ドラを見慣れていないひとがぐっと楽しめるようになるような気がする。

 

何かきっかけがあって、月曜とか火曜に朝ドラをみたとしたら、ぜひそのまま金曜日くらいまで見てほしい。

 

どういう流れでドラマが展開していくのか理解しやすいと想う。

 

朝ドラは決して、4月の最初から9月の最後まで見なくては楽しめないものではない。

 

半年を大きく2つか3つのパートに分けてあって、その中にもいくつかの話しのかたまりがある。さらに、週毎に山と谷があるので、ぶっちゃけ一週分を見てみさえすれば、雰囲気はなんとなくわかるのだ。

 

今週は話の筋もよかった。

 

互いを想うが故に苦しむ二人(今回は君子と滝子)に対して、別な第三者(常子)が間に入って取り持つことで解決するという流れだ。

 

もちろん、取り持つとは言ってもネゴシエーターのように互いの利害を一致させるとかそういうことではなくて、まっすぐな想いのようなものを無意識的に貫くことで割って入る。

 

今回は、自分(常子)は学校をやめて働いてもいいから妹達の学費を出して欲しいという想いを吐露することから、物語が激しく動いた。

 

こういう健気なシーンは、朝ドラ好きな人間に刺さりまくるのよね……。

 

外の食堂のテレビで見てたけど、うっかりすると泣きそうになってすごくあせった。

 

こういうシーンも朝ドラでは本当によくある流れで、この第三者の絡め方に独自性と面白みが出てくるように思う。

 

今シリーズもこのあたりは外してない。「常子、竹蔵の思いを知る」でも、本当に温かい人間関係が描かれていて、見てて心地よかった。